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越境EC・JANコードとSKUコードの違い

よく倉庫で働いていると耳にするJANコードとSKUコードという言葉。初めて聞く人も中にはいると思いますので、言葉の意味とそれぞれの違いを説明したいと思います。

まずSKUとは最小管理単位 (Stock Keeping Unit) の略称です。例えばA商品というTシャツがあってサイズがS/M/Lとあった場合には、1アイテム3SKUというように数えます。

管理単位なので販売するケースによってSKUコードの管理の仕方が異なっても問題ありません。例えばA商品のMサイズ、B商品のMサイズ、C商品のMサイズを1つの袋にまとめてTシャツセットとして販売したい場合、この1つにまとめた袋を1SKUとして管理しても良いとされています。

一方JANコードとは、Japanese Article Numberコードの略称で、一般財団法人 流通システム開発センターが管理運用を行っているコードとなっています。

以下、一般財団法人 流通システム開発センターの説明となります。

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JANコードとは
JANコードは「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別番号です。
JANコードは、商品のブランドを持つ事業者が、当センターから貸与された「GS1事業者コード」を用いて、商品ごとに設定します。
通常、バーコードスキャナで読み取れるように、JANシンボルというバーコードシンボルによって商品パッケージに表示されます。

JANコードとJANシンボルは世界共通の仕組みであり、多くの国で使用されています。
JANコードは日本国内での呼び方です(JANとはJapanese ジャパニーズ Article アーティクル Number ナンバーの略)。
国際的にはEAN(European ヨーロピアン Article アーティクル Number ナンバー)コード、あるいは、GTIN ジーティン-13、GTIN-8と呼ばれます。
※出典:JANコードとは 一般財団法人流通システム開発センター
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このようにSKUコードとJANコードは似て非なるものとなっています。ただ、商品を自社独自のユニークコードではなくJANコードで管理している場合には
JANコード=SKUコード
としている所もあります。

現在、TOM倉庫では約12,000SKUの商品点数が存在していますが、TOMでもJANコードが商品に付番されている場合にはSKUコードをJANコードで管理しています。

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