Warehouse

越境EC・EMS伝票の出し方について(国際郵便発送サポートシステムにおける伝票発行方法)

スクリーンショット 2017-07-07 9.19.17.png

EMSで海外にモノを送るときには、伝票を用意する必要があります。今回は、その方法をご紹介します。EMS伝票には、大きく分けて2種類あります。

・手書きの伝票
・インターネットを使ったオンライン出力の伝票

この2つの利用方法は郵便局のサイトを見ればくわしく書いてあるので、今回は割愛します。
そして実は、上記の2つに加えて「国際郵便発送サポートシステム」というのがあります。これは、定期的に一定量の発送数が見込まれる顧客向けに案内されるもので、CSVで作成した発送情報を取り込むことで、伝票を一括発行できるというシステムです!
しかし、このシステム、使い方が意外に難しく、慣れるまでは少し苦労します。
そこで、本記事ではオーダーの情報を取り込ませる際の設定や、情報の作り方のコツをご紹介したいと思います。
まず、これが国際郵便発送サポートシステムへのログイン画面です。
無題2.png
そしてこれが、CSVの取り込み画面です。
無題.png
早速、どういったプロセスで伝票を作成するのかご紹介していきます。
送り先のデータはCSVで作成するので、最低限下記の情報は用意します。エクセルなどにまとめましょう。ちなみに、個人的なオススメは、Googleのスプレッドシートです。

・名前
・国コード
・State
・City
・住所
・郵便番号
・電話番号
・総重量(数量x重量)
・発送コード
・詳細名(英名)
・重量(グラム)
・数量
・単価/上代(円)

ここでポイントになるのが国コードです。
国コードというのは、ISOが国別に付番した2~3桁のアルファベットを指しています。EMSの伝票取り込みに使うには、JIS 国コードの中から、2桁のコードを用います。送り先の国名称を入れても取り込んでくれないので、ここは注意と手間が必要です。
スクリーンショット 2017-04-18 17.50.27.png
必要な情報をシートにまとめたら、今度は国際サポートシステムの設定です。

下の画像はTokyo Otaku Modeの設定なので、参考にしてください。
はーdp.jpg
ポイントは、入出力ファイル設定のフィールド区切り記号をタブにしておくことです。
最初にCSVで取り込めると書きましたが、タブ区切りにしておいたほうがエラーが起きにくいです。
そして、さきほどGoogleスプレッドシートなどで作成した、情報をまとめた表を、タブ区切りの値(.tsv)ダウンロードします。
スクリーンショット 2017-04-19 9.33.42.png
こうしてダウンロードしたものを、最初にお見せしたサポートシステムのCSV取り込み画面から取り込み、完了です!
いかがでしたでしょうか?
意外と複雑で、慣れるまでは少し難しいと感じでしまうかもしれないEMSの伝票発行方法ですが、この記事が少しでも助けになればなと思います。

この記事に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ