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庫内で音楽(BGM)を流す意義とその結果

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仕事の作業中に音楽(BGM)を流すことには、賛否両論あると思います。有名なディズニーのアニメーターであるリチャード・ウィリアムズ氏は、若かりし頃、音楽を聞きながら作画をしていたら、師匠から大変怒られ、それ以来音楽を聴きながら仕事はしない、というスタンスを貫いたそうです。

さて、Tokyo Otaku Mode(以下、TOM)倉庫ではBGMを流しています。TOMは、「オタク文化で世界をハッピーに」というスローガンのもと活動している企業なので、まずは従業員がハッピーに働いていなければそのミッションも達成できないと考えいます。
基本的には働いている人は誰でも選曲できるように、曲リクエストを開放しています。倉庫業務には忙しい時とそうでもない時の波動(作業量の波)があったりします。作業を急いで欲しい時などに、こっそりと音量をあげてテンポの早い曲をセレクトしたりもしています。
倉庫に音楽を流す時に一番困ったことは広い空間にどう均等に音を流すか、といことです。TOMの舞浜倉庫は一辺45mもあります。そこでスピーカーを4chにして、庫内全体になるべく均一に音を流すことにしました。

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左が一箇所にスピーカーを置いたイメージで、右は四ヶ所に分散させた時の音の広がりのイメージです。これを実現する為には最低でも、4つの出力のあるアンプとミキサーが必要になります。

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ミキサーで低音と高音の調節をして庫内でも邪魔にならないような音質で聴けるように調節をしています。

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TOM倉庫の離職率は他の倉庫と比べ低い数値を維持しています。音楽(BGM)の導入により、スタッフそれぞれの趣味がわかり円滑なコミニケーションに繋がったり、庫内の雰囲気が明るくなったと思います。
こういう遊び心も真剣に取り組むのは、倉庫運用の大事な要素と考えるからです。

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