Warehouse

越境EC・EMS/国際郵便サポートシステムから問い合わせ番号を取り出す!

EMS/国際郵便サポートシステムは、一定の配送量を持ち合わせているクライアント向けに作られている伝票発行の日本郵政のシステムです。
一般的に公開されている情報が少ないため、なかなか導入に踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、Tokyo Otaku Mode(以下、TOM)が配送ごとの「問い合わせ番号」を「受注情報」にどうやって紐つけているかをご紹介したいと思います。


ポイントは、
・受注情報ごとに個別のIDを付番する
・CSVで情報は取り出せる
・若干ハイスペックのパソコンが求められる
です。


発送情報の発送先備考に個別のIDを入れます。

スクリーンショット 2017-08-08 9.17.29.png
送り状履歴出力を押すとCSVをダウンロードできます

スクリーンショット 2017-08-08 9.18.04.png
20170421_ShippingHistory.csv といったように日付と内容を表す名前がついたCSVがダウンロードできます。この中に追跡番号と配送用に取り込んだ情報が入っているので、配送ごとの個別IDと紐つけることが可能となります。

スクリーンショット 2017-08-08 9.18.30.png
TOMはこの情報を自社開発のWMS(倉庫管理システム)にアップロードして、購入者の問い合わせ番号を紐付け、その後、システムから自動的にその情報をメール送信される仕組みになっています。


送り状履歴出力はパソコンのCPUにとても負荷をかけるようで、1,000件を越える出力を低スペックのパソコンを使って試みるとエラーになりやすいようです。そのため、もし送り状履歴出力に使用するパソコンは、そこそこハイスペックなパソコンをオススメします。
ちなみに、TOMで使っているパソコンのスペックはCPU(Intel (R) Core(TM) i7 -2600  GPU(Intel (R) HD Graphics Family)、メモリは8.00GBです。これで3,000件程度の送り状履歴を出力しようとすると時折エラーになります。
配送の問い合わせ番号は、購入された方にとってンターネット上で商品の動きを追いかけるために必ず必要になるで非常に大事な情報です。私たちTOM Shopの購入者の方も多くの問い合わせをいただくものでもあり、配送の問い合わせ番号の情報をすばやくオーダーに紐付けることが、ECのサービス向上に繋がります。ご参考になれば幸いです。

この記事に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ