越境ECにおけるダンボール3辺900mmサイズの重要性
郵政の海外発送において3辺900mmサイズには非常に重要な意味があります。
Tokyo Otaku Mode(以下、TOM)のShopでは、商品をカートに入れた後の決済画面で、「EMS」「Air Small Packet」「SAL Small Packet」の3種類の発送方法が選べるようになっています。
3種類の発送方法の違いの詳しい説明はこちらをご覧ください。(https://corporate.otakumode.com/service/blog/024)
「Air Small Packet」「SAL Small Packet」はご覧の通り送料の安い発送方法になりますが2つ制限があり、「重量が2kg以下」「三辺計の合計が900mm以下」の荷物に限られています。
900サイズというのは「三辺計の合計の長さが 900mm」という意味です。
高さ×幅×奥行の合計の長さが900mmに近いダンボールが、TOMでは4種類の比率の異なるダンボールとして存在しています。
それらの名称を仮に A、B、C、Dとして説明します。
A
430×290×180(mm)
B
380×220×280(mm)
C
245×340×310(mm)
D
455×330×85(mm)
TOMで扱っている商材はフィギュア、ぬいぐるみ、アパレル、雑貨などがあり、その中でも主力の商品や商品規格に合ったサイズでダンボールサイズをカスタマイズしています。
フュギアなどの箱はそもそも物理的に入らないので、ぬいぐるみを例にして見てみましょう。
B380×220×280(mm)とC245×340×310(mm)にそれぞれ入れた状態です。
Bだと多少窮屈ですがぬいぐるみの型崩れなどは問題無さそうですし、心なしか元気です。Cだと首が骨折しています、輸送時間このままの状態だと形が崩れてしまう可能性があります。
このように商品を最大限小さく、なおかつ損傷のないように発送するために日々試行錯誤を繰り返しています。