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自社開発!お金のかからない越境EC物流倉庫の立ち上げ方入庫、バーコードプリンター編

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TOMのWMS(Warehouse Management System)は内製で自社開発で作られています。商品管理はすべてバーコード(商品ID)をベースに組み立てられています。一般的に販売されているフィギュアなどの商品には、JANコードと呼ばれるバーコードがついていますが、TOMはJANコードがついていない商品の取扱いもあるため、別途バーコードを発行するような仕組みが必要です。今回は、そんなTOMのバーコード出力の仕組みをご説明します。

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TOMのバーコードプリンターは、
■データベースをプリンターに取り込む
パソコン画面に出力したい指示バーコードをだす
CCDのバーコードリーダーで読み取る
というステップで運用管理されています。
ちなみに、2017年5月現在、TOMが導入しているプリンターは、「ブラザー TD-2130NSA」です。

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こちらは値段的にも40,000円程度で購入ができ、導入コストとしては他の機材と比べてもかなり安いです。あわせてこのプリンターには、あらかじめデータベースをプリンター本体に転送しておき、登録された指示バーコードを読み取るとそれに連動したデータラベルを印刷することができる機能があります。つまりTOMが管理している商品情報をデータベースに取り込んでおけば、指示コードを読んで印刷ができるというすぐれものです。


発行したい商品情報をバーコードと一緒にパソコン画面に出力します。

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画面に出力したバーコードをプリンターに接続しているスキャナーで読み取ります。

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この際に、もうひとつ注意点があります。それはバーコードスキャナーです。使うスキャナーは、パソコンの画面に出力したバーコードを読みとれなくてはなりません。


バーコードスキャナーにはレーザー式スキャナーやCCD式スキャナーなどがありますが、CCDスキャナーはレーザー式スキャナーに比べて壊れにくく、パソコン画面を読みやすいという性質があるため、TOMではCCDスキャナーを使っています。


以上が入庫時のバーコード出力の仕組みです。販売SKUの増加などでデータベースを更新するなど手間を必要とする部分はありますが、新しいビジネスや販売方法など、多岐に渡るチャレンジを繰り返すTOMにとって、安価で汎用性の高い仕組みは変化に対して柔軟であることを意味します。そんなお金のかからない物流倉庫の作り方はいかがでしょうか。

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