Warehouse

越境ECのギフトラッピング

越境ECのギフトラッピングは注意が必要です。海外のお客様に日本の品質で届けたい、当然そのマインドはギフトラッピングにもおよびます。とはいえ、そこは海外発送ということで、発送数に対する作業工数に加えて輸送時のリスクも考えなくてなりません。

TOMの越境ECギフトラッピングにおける大事なポイントは、
●通関時に開梱されてチェックされることも考慮する
作業者を選ばない方法
ちょうちょ結び
になります。

先にも書きましたが、海外のお客様には日本の品質や文化をしっかりとお届けしたい、プレゼントされた方が受け取っただけで感動してしまうよなモノでありたい、TOMもギフトラッピングを始めた当初は下記のように百貨店のような包み方をしていました。美しいですね。

スクリーンショット 2017-08-21 9.44.58.png
梱包時

スクリーンショット 2017-08-21 9.45.14.png
発送数が増え、取り扱う商品の種類が増えてくると、こうした梱包は一定のスキルを必要としてしまうため、属人化が進んでで物量に対応できなくなってきます、加えて海外発送は、通関時に内容品をチェックするために開梱されることがあります。当然上記のようなラッピングは、無惨に開けられてしまうことも考慮しなくてはなりません。
●通関チェックの際に開けられてもラッピングが乱れない
作業性が高い
届いた時に日本的な要素を感じてほしい
こうした経緯を経ながら、結果、解決するために行き着いたのが現在の不織布のギフトバッグです。TOMのギフトバッグは、濃紺厚手の不織布で袋に光沢のある白いリボンが縫い付けてあり、梱包時に結んで発送します。

スクリーンショット 2017-08-21 9.45.26.png
このようなバッグであれば通関時に開梱チェックを受けても、結び目だけの乱れで済むので、仮に購入者から相手へ贈呈用の商品だとしても、ラッピングの乱れは購入者であるお客様の方で対応が可能です。発送側も作業性が高く効率的でもあります。さらに控えめで厚手のラッピングバッグは、高級感を引き出すことにも一役買ってくれており、袋の個別販売を望む声も多くあります。


さらに嬉しい誤算がありました。最後に結ぶ白いリボンを丁寧にちょうちょ結びで止めるのですが、何度かお客様からこの結び方はどうやるのですか?という問い合わせをいただいており、この些細な部分に”日本的な何か”を感じてもらっているようで、これには一同驚いています。こうしたこだわりや配慮は国を越えて伝わるものだと考えています。ご参考になれば幸いです。

この記事に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ